自転車で秋の田園地帯走ろう 北区と西区結ぶ「神出山田道」 神戸市の「シェアサイクル」17日スタート

2022/09/16 11:20

神出山田自転車道でサイクリングを楽しむイベント参加者=2019年11月、北区山田町衝原(神戸市提供)

 神戸市北区と西区の田園地帯を結ぶ「神出山田自転車道」(全長19.3キロ)の魅力をより広く知ってもらうため、有料で自転車を貸し出す「シェアサイクル」が17日、始まる。神戸市が2年前から試験的に実施し、5回目。レンタルできる場所は3カ所あり、拠点間で乗り捨てもできる。(名倉あかり) 関連ニュース 加西市、再生エネルギー浸透へ新会社 太陽光発電所を整備、公共施設手始めに供給目指す 神戸スティーラーズ、応援しよう 県民対象に300円で観戦券販売 1月19日ノエスタ 楽天・小深田「また受賞を」 ソフトバンク育成・津嘉山「プロで頑張る」 神戸国際大付高OB会が激励

 同自転車道は2019年にリニューアル。舗装し直したり、看板をきれいにしたりした。翌20年には、記念撮影スポットで人気のモニュメント「BE KOBE」の市内三つ目が「つくはら大橋休憩所」(北区山田町衝原)に設けられた。
 シェアサイクルは新型コロナウイルス禍でも自然を楽しんでもらおうと、市が20年から実施。昨秋は延べ約1200人が利用した。
 今回、貸し出し用にクロスバイクのSサイズ5台、Mサイズ55台を用意する。
 レンタルの拠点は、「つくはらサイクリングターミナル」(北区山田町衝原、土日祝の午前9時~午後5時)▽「チークリ17」(同区花山台、土日の午前10時半~午後5時)▽「Cup~Sweets&Coffee」(西区押部谷町栄、土日祝と月曜以外の平日、午前10時~午後5時)の3カ所で、いずれも貸し出しは午後4時が最終になる。
 料金はヘルメット付きで大人1500円(平日は試行的に500円)、小学生以下500円。市道路計画課の担当者は「普段は自転車に乗らない人も、季節の空気を肌で感じてほしい」とPRしている。
 12月4日まで。予約やルートなどの詳細は、市のホームページで「神出山田自転車道シェアサイクル」と検索。

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