海山の景色やスイーツ、笑顔でアピール 親善大使「スマイル神戸」が10月始動

2022/09/29 19:20

「スマイル神戸」に決まった(左から)谷口優月さん、新木りさこさん、江口ひとみさん=神戸市役所

 地元の魅力を国内外に広く発信する神戸市の親善大使「スマイル神戸」の17期生に3人が決まり、29日、久元喜造市長を表敬訪問した。10月3日の「KOBE観光の日」から1年間、イベントや交流サイト(SNS)を通じて活動する。 関連ニュース 町工場を一般公開、ものづくりの現場体感 神戸・長田周辺の32社参加 1月12、13日に催し ドリンク買って犯罪被害者を支援 神戸・長田区で初、社会貢献型自販機設置 収益の一部寄付へ <まちをあるけば>小鳥食べる池!? 怖い名の理由は… 神戸・西区「小鳥喰池」

 市や神戸観光局、神戸商工会議所、神戸新聞社でつくる実行委員会が2005年から20年を除いて毎年募集。今回は21人から応募があり、甲南女子大3年の江口ひとみさん(21)=東灘区、神戸女学院大2年の新木りさこさん(20)=西区、兵庫県立大3年の谷口優月さん(21)=垂水区=が選ばれた。
 江口さんは、アルバイト先のレストランなどでブログや、写真共有アプリ「インスタグラム」の更新を任されているといい、「中華街やパン、スイーツなどおいしいものをSNSでPRできたら」と、これからの活動に期待を膨らませた。
 長田高校時代はダンスに打ち込んだという新木さんは「商店街のコロッケやベビーカステラが思い出の味」と笑顔。「ローカルな情報から人気の場所まで伝えたい」と抱負を語った。
 谷口さんは農業に関心があるといい、北区に畑を借りて野菜の栽培に汗を流している。「海と山の景色を楽しめる神戸へ一人でも多くの人に来てもらえるよう笑顔を忘れず頑張ります」と意気込んでいた。(名倉あかり)

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