保育所、こども園選び参考に 紹介サイト「すきっぷ園ナビ」を開設 6区600園を網羅

2022/10/19 05:30

「すきっぷ園なび」のスマートフォン版サイト

 神戸市内の保育所や認定こども園(朝~夕)などで20日、来春入所の1次申し込みが始まる。わが子を預ける施設選びの参考にしてもらおうと、神戸新聞社は保護者らの生の声を集めたサイト「すきっぷ園なび」を今年も開設。対象地域を昨年の中央、東灘、灘区から、須磨、垂水、西区を加えた計6区に拡充し、幼稚園なども含めて約600施設を網羅している。 関連ニュース <次の一手>(130)ママクリエイターラボ(神戸市中央区) クリエーター育成 「女性は採用してもどうせ辞める」「社内清掃は女性の仕事」…今も根強いアンコンシャスバイアス 解消を目指す石破首相お膝元の鳥取県、行政主導の聞き取りに当事者が求める心構えとは エレベーター安全装置 死亡事故起きた神戸のビルもなし 市内の9000台以上が未設置


 すきっぷ園なびは昨年8月、神戸新聞の電子版「NEXT(ネクスト)」内に開設した。保育所▽認定こども園▽認可外保育施設▽家庭的保育▽小規模保育▽事業所内保育施設▽幼稚園-の7区分ごとに色分けして地図上に表記している。
 地図上に打った各施設の丸印をクリックすると、電話番号や預かり時間などの情報が表示される。保育所などについては、過去2年度の受け入れ予定数と申し込み児童数を0~5歳児の各区分で掲載しており、申請時の参考にできる。
 「みんなの園選び」のコーナーでは、アンケートで集約した保護者らの声を掲載。「園を決めたポイント」「他の園を選ばなかった理由」「園の役員・行事」などの項目ごとに、園選びの経験者ならではのコメントが並ぶ。具体的な体験談のほか、預け先の施設区分が分からない人に向けた「1分でできる早わかりチャート」もある。
 市によると、保育所と認定こども園(朝~夕)などの申し込み受け付けは1次が10月20日からで、2次は12月1日から。申請書などの配布は既に始まっている。(小川 晶)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ