乳幼児のワクチン接種、11月21日開始 個別医療機関のみで対応 神戸市

2022/10/25 05:30

神戸新聞NEXT

 神戸市は、生後6カ月~4歳の乳幼児に対する新型コロナワクチン接種を11月21日から順次開始すると発表した。個別医療機関のみで対応し、集団、大規模接種会場では打てない。 関連ニュース 加西市、再生エネルギー浸透へ新会社 太陽光発電所を整備、公共施設手始めに供給目指す 神戸スティーラーズ、応援しよう 県民対象に300円で観戦券販売 1月19日ノエスタ 楽天・小深田「また受賞を」 ソフトバンク育成・津嘉山「プロで頑張る」 神戸国際大付高OB会が激励

 乳幼児はファイザー製ワクチンを3回打つ必要がある。11月17日に市内在住の約4万6千人に3回分の接種券を発送し、翌週以降、生後6カ月を迎えた子どもに毎週送付する。
 市によると、乳幼児用のワクチンは3回接種に最短でも2カ月以上かかる。自己負担が発生しない2023年3月末までに接種を完了するには、原則として同年1月13日までに1回目を打つ必要があるという。
 接種券が届いた人から医療機関の窓口で予約。10月24日時点で接種を予定する医療機関は市内88カ所で、一覧は今後、市のワクチン特設サイトに掲示する。
 ワクチンに関する疑問などはかかりつけ医や子ども向け専用相談窓口(TEL078・277・3324、午前9時~午後5時)へ。
 また、市は、接種が始まっているオミクロン株対応ワクチンについて、国が接種間隔を3カ月に短縮したことから、対象者への接種券の発送も前倒しする。(名倉あかり)

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