「鉄人」のそばで豪快ジャンプ! 走り高跳びの日本代表選手ら企画 神戸・長田
2022/11/04 05:30
鉄人28号の前で走り高跳びをする高校生アスリート=神戸市長田区若松町6
街中の特設競技場で陸上の跳躍競技を楽しむイベント「JUMP FESTIVAL(ジャンプフェスティバル)in KOBE」が3日、神戸市長田区若松町6の若松公園・鉄人広場であった。走り高跳びの高校生アスリートらがダイナミックなジャンプを披露し、行き交う買い物客らを魅了した。
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東京五輪男子走り高跳び日本代表の衛藤昂(たかし)さん(31)、長田高出身で女子走り幅跳び高校日本記録保持者の中野瞳さん(31)らでつくる一般社団法人「ジャンプフェスティバル」の主催。競技場へ来てもらうのではなく、アスリート側がマットやバーを持って街に飛び出すことで競技に親しんでもらおうと、昨年に続き企画した。
この日は、神戸市内の高校に通う世代トップクラスの選手も招待され、観客が見守る中、鉄人28号の足元で次々とバーを越えた。観客が手拍子で選手を後押しする場面もあった。
1メートル60を跳んで女子の部で優勝した滝川第二高3年の大野珠夢佳(みゆか)さん(17)は「いつもより観客の距離が近くて緊張した。私は高跳びが好きなので、もっと注目される競技になればうれしい」と話した。(谷川直生)