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明石市役所=明石市中崎1
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明石市役所=明石市中崎1

 低所得のひとり親世帯などを対象とした「児童扶養手当」について、兵庫県明石市が希望者に対し、年3回のまとめ支給を毎月に分割して支給するモデル事業を2017年度に実施する方針を固めたことが14日、分かった。収入を平準化することで家計のやりくりを助け、支給時の自宅訪問で生活困窮世帯への対応充実も目指す。同市や厚生労働省によると、全国でも例がないといい、同市は18年度以降、対象者全員への拡大を目指す。

 児童扶養手当を巡っては、家計管理が苦手な人の無計画な使用を防ぎ、生活費が削られないようにするため、子ども支援団体などが毎月支給への変更を要望しているが、国は児童扶養手当法の規定などを理由に、自治体の判断で毎月支給することを認めていない。一方、昨年、同法が改正された際に「支給回数について隔月支給にすること等を含め、所要の措置を検討すること」が付帯決議に盛り込まれた。

 同市は、国の規定に反しないよう、支給は無利子の貸付金として1カ月分の相当額を毎月手渡しし、まとめ支給に合わせて返金してもらう。17年度は希望する15人を募集し、18年度以降、本格実施する。貸し付けなどの際に面談を実施し、子育て相談などにも応じる。同市は「子どもたちのための先進的な事例にしたい」としている。(藤井伸哉)

【児童扶養手当】 一定所得以下の母子家庭や父子家庭などに支給される手当。第1子は月額最大4万2330円で、第2子には最大1万円、第3子以降には最大6千円がそれぞれ加算される。全国の受給者は103万7645人(2016年3月末現在)で、明石市は2495人(同12月末現在)。

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