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「家族会」を新たに立ち上げた神戸ダルクヴィレッジの梅田靖規代表(左端)=神戸市中央区旗塚通1
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「家族会」を新たに立ち上げた神戸ダルクヴィレッジの梅田靖規代表(左端)=神戸市中央区旗塚通1

 薬物依存者が悩みを打ち明けながら脱却を目指す民間施設「神戸ダルクヴィレッジ」(神戸市中央区旗塚通1)に、「家族会」が発足する。薬物に依存しない生活に戻れるよう協力する家族や周囲の人たちが、悩みやストレスを共有する場となる。初めての集まりが23日午後1時からある。(鈴木雅之)

 ダルクでは、依存者同士が、薬物に手を出した経験やその時の気持ち、我慢する気持ちなどを共有しながら、回復を目指す。日本では1986年に発足して以降、各地に施設ができた。神戸ダルクは、2016年8月に設立され、兵庫県内では唯一のダルク。現在は数人が活用している。

 薬物を断ち切って回復する人がいる一方、再び薬物に手を出してしまったり、そのことによる自己嫌悪でストレスを抱えたりする依存者もいる。回復への過程で、サポートする家族が悩みを抱えることも珍しくない。自身も薬物依存から脱却した経験がある神戸ダルクヴィレッジ代表の梅田靖規(やすのり)さん(44)=神戸市東灘区=は「たとえ家族であっても、自分のことでないだけに『どうして』という思いが募りやすい。周囲の人たちの共助の場が必要」と話す。

 家族会は登録などは不要。家族だけでなく、交際相手や友人なども対象で、互いに語り合う「ミーティング」と呼ばれるプログラムで、困っていることや境遇などについて思いを吐き出し、共有することを通し、支援者の自立を目指す。

 「薬物が断ち切れない人の家族は、生活の大半が依存者への対応で占められている場合が多い」と梅田さん。回復を望んでいるからこそなのだが、梅田さんは「サポートは、当人の健康があってこそ。悩みや胸のつかえを全て出し、依存者のことで頭がいっぱいの状態から抜け出してもらいたい」と話す。

 家族会は、毎月第4日曜日の午後1~4時に開く。参加者の居住地は問わない。参加費千円。予約不要。個別のカウンセリングにも応じている。詳しくはホームページで。神戸ダルクヴィレッジTEL078・224・4244

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