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生徒たちにブラック企業の実態などを語る辻弁護士=神戸弘陵学園高校
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生徒たちにブラック企業の実態などを語る辻弁護士=神戸弘陵学園高校

 若者に過酷な労働を強いるブラック企業やブラックバイトが問題となる中、神戸弘陵学園高校(神戸市北区)で19日、「働く者の権利」をテーマにした講演会が開かれた。兵庫県弁護士会の辻のぼる弁護士が講師に招かれ、2、3年生450人が耳を傾けた。

 同校は5月下旬、生徒を対象にアルバイトに関するアンケート調査を実施。セクハラや賃金未払いのほか、深夜勤務や販促品の購入を強制されるなど、労働基準法違反になりそうな実態が明らかになったという。生徒たちに、労働者の正当な権利を知ってほしいと講演会を企画した。

 辻弁護士は、同法で午後10時~午前5時の勤務や重量物の取り扱い作業が禁止されていることなど、18歳未満に定められた条件を紹介。罰金や損害賠償の上限も示し、「急に辞めたら損害賠償をするという経営者がいるが、正当な理由があれば裁判をしても認められないケースがほとんど」とした。「問題に直面したら一人で悩まず、法律の専門家に相談してほしい」と呼び掛けた。

 3年の女子生徒(18)は「ブラックバイトが身近にあることに驚いた。労働契約などを確認して、バイト先を選びたい」と話した。(末永陽子)

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