生活

  • 印刷
土用の卵をPRするのぼり。季節のイベントに卵を絡めたキャンペーンが増えている=神戸市中央区東川崎町、イオンスタイルumie
拡大
土用の卵をPRするのぼり。季節のイベントに卵を絡めたキャンペーンが増えている=神戸市中央区東川崎町、イオンスタイルumie

 土用(今年は7月19日~8月6日)に食べるものといえばウナギが定番だが、今年は大手スーパーが卵のキャンペーンを展開している。近年は「大寒」「イースター」など季節のイベントで卵を推す動きが生産、流通側ともに目立つ。背景には「物価の優等生」と呼ばれ、1年を通じて安定供給できる卵に季節感を演出する思惑があるようだ。

 土用は春夏秋冬の年4回あり、一般的には立秋前の夏土用を指す。この期間の丑の日にウナギを食べると夏負けしないという伝承がよく知られている。

 夏土用に食べると良いものには他に餅、シジミなどもあるというが、流通大手のイオンリテールは今夏、「土用の卵」キャンペーンを展開し、昨年同期より約1割増の売り上げを見込む。7月に開店したイオンスタイルumie(神戸市中央区)では、店頭に専用の旗を立ててPR。卵のパックの専用ラベルを集めると値引き券を渡すサービスも実施する。担当者は「土用はウナギだけじゃない、と提案したい。卵は安価で栄養価が高く、夏ばて防止に最適。定番のウナギとも合う」と期待を寄せる。

 同社は近年、ハロウィーンに続いて日本定着を狙うキリスト教の祭典「イースター(復活祭)」でも卵のキャンペーンを展開。カラフルなイースターエッグが簡単に作れるエッグラップなどを販売している。

 寒い季節に「縁起物」として売り出す動きもある。

 鶏卵加工・販売の「籠谷」(兵庫県高砂市)は3年ほど前から「大寒卵」を販売し、好評を博している。二十四節気の「大寒」(1月20日ごろ)に産み落とされた卵を食べると縁起が良いとされ、この日に生産された卵の専用パックを季節限定で直売店に並べる。

 担当者は「あまり季節感のない商品だが、イベントに絡めることで変化が付けられる。今後、殻の色が異なる卵を交互に詰める正月用の『紅白卵』なども出していきたい」と話す。(上杉順子)

生活の最新
もっと見る

天気(12月19日)

  • 10℃
  • 4℃
  • 20%

  • 7℃
  • -1℃
  • 50%

  • 10℃
  • 2℃
  • 20%

  • 10℃
  • 0℃
  • 20%

お知らせ