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 2017年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が18日あり、兵庫県内では、公立小学校6年生、中学校3年生の計9万271人(特別支援学校、義務教育学校含む)が臨んだ。07年の開始から11年目。学力の二極化などが明らかになっており、県内の市町教育委員会は、テストの結果を分析し、授業や施策に反映させ、学力の底上げに向けて模索している。(井上 駿)

 学力テストを巡っては、市町村別や学校別の結果公表をどうするかが焦点となり、教育現場の序列化も懸念されている。県教委は市町別の結果公表については各市町教委の判断に委ねている。

 県内では尼崎市教委だけが学校別のデータを公表。学校別に児童生徒がどれくらい正しく答えられたかなどを示した冊子を市の施設で閲覧できる。16年度は、市全体では小6、中3の2科目とも全国平均をやや下回る結果となった。「競争が目的ではなく、地域課題として共有することが必要。学力の偏りに加え、正答数が低い層で家庭学習の未定着が課題として見えてきた」とし、16年度から教員OBや大学生を活用した土曜・放課後学習を拡充した。

 県内の市町教委は、テストを機に、児童生徒の苦手分野をまとめた教材作成や指導法の改善など、現場への反映に力を入れる。

 16年度から、教科ごとに全体の受験者がどれくらい正しく回答できたかを示す「平均正答率」を数値で公表するようになった姫路市教委。中3の数学では全国平均を上回ったが、それ以外の科目はやや下回った。同市教委は「根拠を明確にして自分の考えを書く(中3国語)」問題の正答率が低かったことや「記述式問題で無解答率が高い(同数学)」などと結果を分析。二極化の傾向もあるとし「課題解消困難校に人的支援を重点的に行う」などとする対応策をまとめている。

 神戸市教委は、ホームページで、正答率の分布などを分析したデータや授業アイデア集を公表している。県教委は正答率が低かった問題の指導を「つまずきポイント」としてまとめており、17年度は効果的な指導を動画撮影し、共有する。

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