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タブレット端末を使い、組み立てた二足歩行ロボットの歩く速さなどをプログラミングする受講生=神戸市東灘区岡本1(撮影・後藤亮平)
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タブレット端末を使い、組み立てた二足歩行ロボットの歩く速さなどをプログラミングする受講生=神戸市東灘区岡本1(撮影・後藤亮平)

 将来の夢は「ロボット発明家!」-。コンピューターを使ってロボットを操作したり、ゲームを作ったりする「プログラミング教室」が、小学生やその保護者らに注目を集めている。兵庫県内の教室でも短期間で生徒数が倍増するなど人気は急上昇。2020年度には小学校で「プログラミング教育」が必修化されることもあり「子どもにさせたい習い事」の1位に躍り出た。(貝原加奈)

 インターネットを活用した学習をサポートする「イー・ラーニング研究所」(大阪府吹田市)が昨年12月、子どもがいる20~50代の全国の男女413人を対象に調査。17年にさせたい習い事では「英会話スクール」(42人)や「スポーツ系」(36人)を抑え、プログラミング教室がトップ(62人)になった。

 県内でもプログラミングへの教育熱は高まっている。15年9月に開校したロボットプログラミング教室「ロボ団」神戸岡本校(神戸市東灘区)は、年長から小学生までが対象。昨年12月に約40人だった生徒数は現在約120人に。今年3月、教室を増設し、世界的なロボットコンテスト出場も視野に入れる。

 年長と小学1年生が通う同校の初心者クラス。専用のブロックで制限時間内にコンピューター付きの車を組み立て「早く動かしたい!」。タブレット端末を使って与えられた動きをするよう、筋道を立ててプログラムしていく。

 「将来は発明家になりたい」という西宮市の小学1年の男児(6)も3月末から教室に通い始めた。母(32)は「コンピューターを使いこなせれば、将来必ず仕事で役に立つと、夫も乗り気。集中して取り組んでおり、驚いている」と喜ぶ。1年半で、自動運転ロボットや二足歩行ロボットを動かせるようになるという。

 同校を運営する「メンターフッド」の金光諒二代表取締役(31)は「ICT(情報通信技術)スキル習得への保護者の期待は高まっている。ロボットを通して遊びの延長で楽しめるのも人気の理由」と分析する。

 人気の高まりを受け、神戸・阪神間を中心にプログラミング教室の開校が相次ぐ。阪神電鉄はテレビ局と展開する教室「プログラボ」の夙川校(西宮市)を昨春オープン。神戸や宝塚など計9校を今年4月に新設した。現在、関西の13校に、年長から中学生までの約千人が通う。

 ベネッセ総合教育研究所(東京都)は「将来ロボット関係の仕事に就きたい子どもが増えるなど、ICTは身近なものになりつつある。小学校での必修化もあり、プログラミング教室は今後数年でもっと注目されるだろう」としている。

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