教育

教育トップへ
教育ニュース
  • 印刷
身ぶりを交えて熱弁を振るう大西義則校長(右端)=小野市天神町、小野東小学校
拡大
身ぶりを交えて熱弁を振るう大西義則校長(右端)=小野市天神町、小野東小学校

 若手教員約20人を前に熱弁を振るう校長先生-。新任時代に苦手だった国語の指導を克服した経験を踏まえ、小野東小学校(兵庫県小野市天神町)の大西義則校長(58)は「国語塾」を開いている。長年研究し、積み上げた教え方のノウハウを伝授。普段は教える側の若手教員が熱心に聞き入っている。

 「大西塾」とも呼ばれる校内自主研究会。月2回、終業後の30分を充てている。物語文の読み方などを大西校長が講義し、音読や児童との対話の仕方を教員らがシミュレーション。音読なら、声の大きさ▽速さ▽姿勢▽正確性-などを組み合わせ、飽きやすい児童を楽しく取り組ませるパターンを蓄積していく。

 教員2年目の堀江紗也香さん(23)は「経験が浅く、引き出しが少ないのでためになる。教わる立場になると、足りないものが分かる」。研修を大西校長に依頼した神足(こうたり)章平さん(38)は「大学生に戻った気分。教員同士で話し合うと、指導法に幅が出る」と充実した表情を見せる。

 大学は工学部出身だったという大西校長。新人の頃、神戸のベテラン教員らが姫路市内で開いていた研修会に何度も参加し、国語の教え方を学んだ。教わったことを試すと児童の反応が良くなり、国語を教えるのが好きになった。大西校長は「定年までの最後のご奉公。苦労しながら習得したノウハウを後輩に伝え、若手のレベルアップを図りたい」と話している。(笠原次郎)

教育の最新
もっと見る

天気(9月22日)

  • 25℃
  • 20℃
  • 20%

  • 28℃
  • 15℃
  • 10%

  • 26℃
  • 19℃
  • 40%

  • 27℃
  • 17℃
  • 20%

お知らせ