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尼崎市役所=尼崎市東七松町1
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尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 子どもの学力向上を図るため、兵庫県尼崎市は2018年度から、市内の小学1年生から中学2年生までを対象に、学力調査(テスト)と生活実態調査を行う方針を固めた。両調査を中2までの全学年で実施するのは兵庫県内で初めて。結果を分析した上で課題を見つけ、翌年度の学習計画に反映させる。改善と検証のサイクルを確立させ、市全体の底上げを促す。

 名称は「あまっ子ステップ・アップ調査」。小学生は国語と算数、中学生は国語▽社会▽数学▽理科▽英語-の5教科で行う。時期は毎年12月か1月ごろを予定している。

 同市では長年、学力向上が重要な課題とされてきた。毎年小6と中3を対象に全国一斉で行われる「全国学力・学習状況調査」では、全教科でほぼ平均を下回ってきた。

 同市は、①教員の指導力向上②子どもたちが主体的に学ぶ「アクティブラーニング」の導入③放課後学習を主とした学力定着支援-を3本柱に学力向上を推進。この取り組みが浸透し、10年前の07年度に全国を最大13ポイント下回った平均正答率が、17年度は最大3ポイントまで縮小した。正答率が低い層の上昇もみられた。

 さらに平均以上に押し上げるため、子どもたちの学習状況と生活実態の総合的な検証が必要と判断。これまで学年を絞って3年に1度行ってきた学力テストと生活実態調査を、大幅に拡大することを決めた。3年後の全国調査で小6、中3とも全国平均を1ポイント上回ることを目指す。

 一方、旧聖トマス大学の跡地に開設した「尼崎市学びと育ち研究所」(所長・大竹文雄大阪大教授)に子どもらのデータを提供。専門家らが研究や分析を行い、科学的根拠に基づいた教育施策の立案につなげるという。(岡西篤志)

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