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入試の出題ミスについて説明する会見で頭を下げる県立大の高坂誠副学長(左から2人目)ら=28日午後、神戸市中央区下山手通4、兵庫県庁(撮影・吉田敦史)
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入試の出題ミスについて説明する会見で頭を下げる県立大の高坂誠副学長(左から2人目)ら=28日午後、神戸市中央区下山手通4、兵庫県庁(撮影・吉田敦史)

 兵庫県立大学(本部・神戸市西区)は28日、今年3月12日に実施した工学部(姫路市)の2018年度一般入試(後期日程)の物理に出題ミスがあり、3人を追加合格とし、4人を上位の志望学科への合格に変更したと発表した。大学側は受験生らに謝罪。7人のうち2人は他大学に、1人は工学部の別学科に進学し、残りの4人は浪人して予備校などに通っており、10月以降の入学や転学科を認め、慰謝料などを支払う方針。

 県立大によると、ミスがあったのは、物理で出題された気体の状態変化に関する小問。気体の熱量を式で表す際、熱効率として設定した数値を使うと、問題が想定した熱量の範囲から外れる矛盾が生じた。

 物理は483人が受験し、この小問の配点は、150点中10点だった。作成時に7回、出題した教員とそれ以外の教員らが解いてチェックするなどしたが、矛盾に気付かず、7月26日に出版社から指摘を受けて初めてミスが判明した。

 大学側は当該の小問を取り消し、改めて合否判定を実施。不合格とされた3人が新たに合格し、2人が第2志望から第1志望の学科に、2人が第3志望から第2志望の学科に、それぞれ合格変更になった。8月下旬以降、7人に直接謝罪し、今後の意向を聞いている。10月以降に転入学などをする場合は、4月入学者と同様に卒業できるよう措置を講じるという。

 県立大工学部は2008年度一般入試後期日程の物理でも、2人を追加合格にする出題ミスをしていた。会見した高坂誠副学長は「努力が不足していたことを痛感している」と述べた。今後、学部内に設置した検証委員会で原因などを検証し「教員の意識改革を含め入試業務の精度をさらに高め、再発防止を図りたい」とした。(広畑千春)

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