教育

教育ニュース
  • 印刷
工学部の2018年度一般入試で出題ミスが発覚した兵庫県立大学=姫路市書写
拡大
工学部の2018年度一般入試で出題ミスが発覚した兵庫県立大学=姫路市書写

 兵庫県立大学工学部の入試で出題ミスがあり、新たに3人の合格者が出るなどした問題で、高坂誠副学長や川月喜弘工学部長らが28日、会見した。主なやりとりは次の通り。

 -新たな合格者や、上位志望学科への合格変更者計7人はどのような意向を示しているか。

 「7人にはおわびと事情説明にうかがった。どの方もまだ、これからの進路を考えている最中だ」

 -対象者に経済的な補償などを行うとのことだが、それも税金ではないか。

 「どんな形で賠償するか、どこから捻出するのかはまだ検討中。大きなミスを犯した社会的責任を痛感している」

 -慰謝料は支払うのか。

 「私どもの落ち度で精神的な負担を掛けているので、支払うことを現在検討している。当事者間の話でもあるので、額についてはご容赦願いたい」

 -入試問題のチェックはどのように行っていたのか。

 「問題の作成委員が5回チェックし、次に検定委員と一部の作成委員が2回行う。最後に全体の構成などを作成委員と検定委員が4回。全部で11回チェックする機会があったが、結果として見抜けなかった」

 -2008年にも工学部で入試ミスがあり、2人の追加合格者を出している。その時にはどんな対策をしたのか。

 「新たなガイドラインを作り、チェック体制を強めていた。その辺をもう少し実効性があるように、チェックを確実にやる態勢を構築したい」

 -再び工学部でこのようなミスが起こったことについて、どう考えるか。

 「非常に情けないと思っている。社会的にも影響が大きいことをやってしまった。深く反省している」

 -具体的にはどうするのか。どうすればミスは防げたのか。

 「同じ委員(教員)が回数を重ねると慣れてしまう。違う委員を入れないといけない。ミスをなくすには、チェックの回数ではなく、違う委員がやることだと思う」

 -なぜ問題作成者はミスを犯したのか。

 「計算しやすくするため、問題に『熱効率0・1』という条件を与えていたが、それが不適切だった。問題の図と矛盾が生じたのに、その矛盾に気付かなかった。問題作成者としては、その方が計算しやすくなるだろうという思いだった」

 -大阪大などで入試ミスが相次いだことを受け、文部科学省は入試問題や解答を原則公表とするよう求めている。解答の公表についてはどう考えるか。

 「これまでは公表していなかったが、来年度からは原則的には公表する方向でいま検討を進めている」

教育の最新
もっと見る

天気(10月24日)

  • 23℃
  • 17℃
  • 50%

  • 22℃
  • 13℃
  • 50%

  • 24℃
  • 16℃
  • 70%

  • 23℃
  • 16℃
  • 60%

お知らせ