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関田聖和さん
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関田聖和さん

 特別支援教育士で兵庫県内の公立校に勤務する関田聖和(きよかず)さんが、教室や家庭ですぐに役立つ(障害の有無で区別しない)インクルーシブ教育の解説書を、2冊出版した。

 「どうして作文がなかなか書けないのかな」「なぜじっと話が聞けないのだろう」。教室で出会った気になる子どもたち。特別支援教育の研究に本格的に取り組むうち「子どもの言動には全て意味がある」ことが分かり、「力で抑えるような指導は一切、必要なくなった」と振り返る。

 「新学期から取り組もう! 専手必笑 気になる子への60の手立て」(喜楽研)は、子どもの特性ごとにありそうな場面や事例を漫画に。「動きが止まらない子ども」のページには、国語の音読の途中で立ち歩きそうなタイミングを事前に予測し、立ち上がる動きを止めて一緒に学べるこつが描かれる。頭ごなしに叱るのではなく、その子の行動を想像し、学習面や友達関係のもめ事まで多岐にわたる事例を示している。

 「専手必笑! インクルーシブ教育の基礎・基本と学級づくり・授業づくり」(黎明書房)では、現在の特別支援教育やインクルーシブ教育を巡る基礎、教科ごとにつまずきそうな事例や手だてを紹介する。算数なら空間図形が理解しにくい、データを目的別にグラフに表すのが難しい、社会なら地図を読み取るのが難しい-など。なぜ子どもにとって難しいのかも分かりやすく解説する。

 関田さんは「子どもの指導やしつけはその子の背景を理解してから。大人の都合ではなく、こんな大人になってほしいという願いを持って接してほしい」と話す。(鈴木久仁子)

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