教育

教育ニュース
  • 印刷
神戸市教育委員会が全市立校の普通教室に導入を計画している電子黒板の一例=東京都内
拡大
神戸市教育委員会が全市立校の普通教室に導入を計画している電子黒板の一例=東京都内

 情報通信技術(ICT)の活用を重視した新学習指導要領を見据え、神戸市教育委員会は2019年度から3年間で、市立の小・中・高校と特別支援学校、義務教育学校、高等専門学校の全ての普通教室(約4500)に電子黒板を導入する方針を固めた。19年度は小学校の半数を整備する計画。(広畑千春)

 電子黒板は、教員のパソコン画面を映し出し、文字などを直接書き込むこともできる。同市教委は16年度から、若草小(須磨区)など3校で、黒板上部にプロジェクターを設置するタイプを試験導入している。

 使用した教員へのアンケートでは、動画やグラフなどを用いた視覚的な授業がしやすくなり、「子どもたちの理解が早くなり、考察も深まった」などの効果が見られた。「授業の(事務的な)準備時間を短縮でき、その分、内容を充実させられた」との声もあった。

 文部科学省は22年度までに、全国の全公立学校の普通教室に電子黒板を整備することを目指しており、兵庫県内では加東市や猪名川町などが既に整備。ただ高額なため、学校数の多い政令市などは導入が遅れる傾向にあり、18年3月時点の神戸市の整備率は15・1%と、全国平均(26・8%)や兵庫県平均(24・7%)を大きく下回っている。

 神戸市教委は、新学習指導要領の完全実施が20年度に迫る小学校から優先的に導入。20年度に小学校の残り半数と特別支援学校、21年度は中・高・高専に配備する。各教室に無線LANも整備し、インターネット環境の充実を図る。小学校には、教科書などを電子黒板に映し出す実物投影機も整備する。

 今後、教員に電子黒板を使った授業例を研修する方針で、同市教委は「学力向上につなげたい」としている。

教育の最新
もっと見る

天気(2月24日)

  • 13℃
  • ---℃
  • 10%

  • 14℃
  • ---℃
  • 0%

  • 14℃
  • ---℃
  • 10%

  • 13℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ