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 文部科学省が31日に発表した全国学力テストの結果で、兵庫県の平均正答率は、中学3年の数学と、初めて導入された英語で全国平均を上回った。一方、小学6年では国語で全国平均を下回り、自分の考えをまとめ表現する能力などについて課題が浮き彫りとなった。

 学力テストは、小6と中3を対象に4月18日に実施。県内では公立の小中学校など計1100校で8万8553人が参加した。正答率は小数点以下を四捨五入した。

 中3で正答率が全国平均以上だったのは、英語のリスニングの一部や、数学で反比例関係を数式化する設問など。小6では、国語で調査報告に引用する資料の狙いを考える問題、算数で水の使用量に関する棒グラフの傾向を考える問題などが全国平均以上だった。

 県教育委員会義務教育課は「リスニングは小学校でも学習し、対応できている。全体として問題で示された物事の意味を大まかに捉える力は身に付いている」と評価する一方、記述問題については「話題や目的に応じて自分の考えを持ち、そう判断した理由を的確に表現する力を伸ばす必要がある」とした。

 例えば中3の国語で、文化祭に関する会議の内容を読み、話し合いの流れを踏まえた提案を書く問題では、全国平均に届かなかった。中3英語で、外国人向け旅行ガイドに載せる案内記号の案のうち良いと思うものを選び、理由を説明する問題では正答率2%。小6国語では、公衆電話の数や設置場所についての調査報告を読み、公衆電話が必要な理由を書く問題で全国平均を2・5ポイント下回った。

 同課は「課題解消のため重点的に取り組むべき内容を示した教員向け資料を作りたい。優れた授業事例を動画紹介する研修や、全ての英語教員を対象とした少人数研修に取り組む」としている。(佐藤健介)

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