センター試験、神戸女子大での時間不足 実際は40秒超

2020/01/20 21:09

試験開始を待つ受験生=18日午前、神戸市内(写真は記事とは関係ありません)

 大学入試センター試験会場となった神戸女子大(神戸市須磨区)で19日、47人が受験した数学(1)の試験開始の合図が遅れた問題で、同大は20日、当初25秒間とした試験時間の不足が、実際は40秒以上だったと明らかにした。希望者に限って26日に再試験を行う方針は変えず、47人全員に意向確認を進めているという。 関連ニュース 【初報】センター試験 神戸女子大で25秒不足 数学1希望者に再試験 AI、センター英語の9割正解 「東ロボくん」グループ 「先輩たちもやっていた」ちょっと変わった“験担ぎ”で合格祈願

 同大によると、試験開始は本来チャイムの鳴り始めだが、音響機器の不具合で鳴らなかった。このため試験の不足時間をチャイムの長さとほぼ同じ25秒間としたが、複数の受験生らから「自分の時計では試験終了が1分ほど早かった」などと指摘があり、再確認したという。(佐藤健介)

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