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 兵庫県や神戸市などが学校休校の5月末までの延長を決めた。「安全のために当然」「学力の低下が心配」-。生徒や保護者、教員は、長引く異常事態を揺れる思いで受け止めた。

 「テレワークもしながら学校の先生の代わりもしないといけない」。会社員の女性(38)=神戸市垂水区=はため息をつく。小学3年の長女は学校再開を楽しみにしていた。女性は「授業がない中、教科書の新しい範囲を子どもがすらすら理解できると思えない。学力が落ちないか」と不安がった。

 教員も胸中は複雑だ。神戸市立中学校で3年を担任する男性教諭(社会科)は「幕末や明治時代など、入試対策で大切な内容をプリントで教えるのは難しい」と打ち明けた。顧問を務める運動部も休止中。「夏の全国中学総体も中止になった。引退する3年生が輝ける場を設けられればいいが」と思いを寄せた。

 県立学校の休校延長に向け、4月に署名活動をした県立高校2年の男子生徒(16)=神戸市=は「学校は(密接、密集、密閉の)『3密』。安全を考えると当然」。一方で、学校の課題に加えて自宅学習を進めているといい、「今の時期に勉強しておかないと、大学受験で大きな差が出る」と焦りも口にした。(井上 駿)

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