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兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 新型コロナウイルスによる長期休校が子どもたちの学力に及ぼした影響を把握するため、兵庫県教育委員会は9月上旬をめどに、神戸市を除く県内全市町の公立小中学校のうち100校を対象に、国語、算数(中学は数学)のテストとアンケートによる独自調査を行うことを決めた。小学6年と中学3年全員が対象の「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)とは異なる内容で、全国でも珍しいという。

 県内の小中学校は、春休みを挟んで約3カ月にわたり休校。児童生徒や地域、公私立校などの間での学習格差が懸念されている。

 県教委の調査は、100校の小学5年~中学3年が対象。神戸市以外の40市町から小中学校を1~2校ずつ抽出し、さらに学年ごとに1学級を選んで行う。

 テストは各学年とも、本年度の1学期までの学習内容から出題する。アンケートでは休校中の家庭学習について、時間のほか、「1人で取り組んだのか」「保護者らと一緒だったか」といった状況も尋ねる方針。ゲームの利用時間など生活習慣についても質問する。

 文部科学省は本年度、コロナ禍で全国学力テストの実施を見送った。「休校で学力に影響が出ているのか、そもそも分かっていない」(県教委担当者)というが、学習の遅れを心配する保護者は多く、「調査結果を整理し、どんなフォローが必要か考えたい」とする。

 一方、神戸市教委は、県教委のような調査は行わず、各校が定期考査や小テストなどを通じて学習の定着度を確認していくという。小学4、5年と中学1、2年の全児童生徒に毎年独自で行ってきた学力の定着度調査も今年は中止したが、「子どもたちの状況をしっかりつかみ、補習につなげるなど、取り残される子が出ないようにしたい」としている。

(斉藤絵美)

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