教育

教育ニュース
  • 印刷
兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5
拡大
兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 新型コロナウイルスの影響で長期休校が続いた児童生徒のストレス状況を把握するため、兵庫県教育委員会は7月中旬から、県内全域の公立小中学校と高校計約160校を対象にアンケートを実施する。本年度中に同じ内容で計3回行い、生活リズムや睡眠、心と体の健康状態などを尋ねる。年間を通じた新型コロナの影響を把握し、スクールカウンセラー増員などの支援策に生かすという。(斉藤絵美)

 対象は小中学校各48校、県立高約60校の児童生徒。小中学校は神戸市から小中各8校、ほかの40市町から各1校を選ぶ。

 臨床心理士で兵庫県立大大学院の冨永良喜教授(67)の助言に基づき、県教委が独自にアンケートを作成。(1)コロナに関する知識(2)心と体のチェック(3)毎日の生活のチェック-の3テーマに分け、眠れているか▽イライラするか▽朝食を食べているか▽運動をしているか-などを、学年ごとに異なる内容で1人に12~18項目程度質問する。会員制交流サイト(SNS)やゲームの利用時間も尋ねる。

 「心の問題は見えないだけに、学校やスクールカウンセラー任せにはできない」と県教委。調査結果は、過度なストレスがかかっている子への個別対応に役立てる。また感染者が多い地域と少ない地域の違いを分析し、第2波が来た場合の地域別ケアにも活用する。実施は7、9月と来年1月(予定)で、結果は公表する方針。同じ児童生徒を対象とし、3回の変化を見ていく。

 県教委は阪神・淡路大震災後も2009年度まで、県内の公立小中学校を対象に、ストレスの状況を尋ねる経年調査を実施している。冨永教授は「新しい生活様式での学校生活は、おしゃべりも十分にできない。休校が明けたからといってストレスは減らない。このアンケートを、先生やスクールカウンセラーが子どもとコミュニケーションを取るきっかけにしてもらいたい」としている。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

教育の最新
もっと見る

天気(8月7日)

  • 33℃
  • 27℃
  • 20%

  • 34℃
  • 26℃
  • 40%

  • 35℃
  • 27℃
  • 10%

  • 36℃
  • 26℃
  • 20%

お知らせ