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昼休みに本を借りる児童の列が延びる前期課程の図書室=豊富小中学校
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昼休みに本を借りる児童の列が延びる前期課程の図書室=豊富小中学校
おすすめの本を紹介する前期課程の図書委員の女児=豊富小中学校
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おすすめの本を紹介する前期課程の図書委員の女児=豊富小中学校

■昼休み、貸し出しに長い列

 図書室の活用に加え、本を読む習慣づけに力を入れている豊富小中学校。昼休みに前期課程の図書室を訪ねると、貸し出しの手続きを待つ児童の列が延びていた。並んでいる間にも熱心に本を読んでいる。

 「まずは活字に親しみを持ってもらうことから」。前期課程司書の牧野久美さんは、低学年児童が本を手に取るきっかけづくりに力を入れる。

 鳥の巣について触れる1年生の国語では、教室前の廊下に、鳥に関連する本や図鑑を置いた。週1回の図書の授業も、冒頭に「ブックトーク」の時間を設け、さまざまな形状の巣が載った本を紹介。本の中身を見せながら説明することで、興味を持ちやすくなるという。

 高学年向けには「もっと知りたい」という知的好奇心に応えるべく、後期課程の蔵書を用意。小中一貫ならではの取り組みだ。

 子どもたちの委員会活動も活発。借りた冊数に応じてしおりなどがもらえるほか、本に顔と手足がついた「ぶっくくん」というオリジナルキャラクターも考案した。図書室内には委員一人一人が「おすすめの本」を置き、同級生に本の魅力を伝えている。

 図書委員長を務める6年生、堀田真太郎君(11)は「マンガと違って言葉だけで物語を想像できるところが好き」と語り「みんなが楽しめる本がそろっている。将来は司書の先生になって、本の魅力を伝えたい」と目を輝かせた。

 後期課程(7~9年)の図書室も多くの生徒が思い思いの時間を過ごす。ほぼ毎日足を運ぶ9年生の女子生徒(14)も「落ちつく。本を読みながら作品の世界に入り込める」と話す。

 旧豊富中は3年前、学校司書を常勤にした。司書の稲留麻衣子さんも取り組みに工夫を凝らす。例えば本の配置。短時間で魅力的な本を見つけられるように話題の本を入り口横に置く。教員たちもおすすめの本を紹介するコーナーを開設。図書室外でも本に関する情報に接する機会を増やし「本の虫」をはぐくむ環境をつくっている。(山本 晃)

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