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 新型コロナウイルスの影響で長期休校が続いた児童や生徒のストレス状況を把握するため、兵庫県教育委員会は、県内全域の公立小中学校、高校計156校を対象にアンケートをした。コロナに関する知識や健康状態、生活リズムなどについて尋ね、精神的に不安定な子どもの状況を確認。9月と来年1月にも同様に調査し、結果の変化を踏まえて適切な支援を考える。(斉藤絵美)

 アンケートは、小中学校各48校、県立高校60校の計約4万人が対象。小中学校は神戸市で小中各8校を、ほかの40市町で各1校をそれぞれ選び、いずれも7月末までに実施した。

 内容は臨床心理士で兵庫県立大学大学院教授の冨永良喜さん(67)が作ったチェックリストを基に構成。コロナに関する知識▽心と身体の状況▽生活習慣の3テーマに分け、小学1~3年は12項目、小学4年~高校は18項目を聞いた=表。

 冨永教授によると、心と身体の状況を尋ねる5項目については、熊本地震(2016年)の被災地でもアンケートをし、合計点数が5点を上回った子どもは1割程度いた。また、コロナによる休校を経て学校が再開した直後の6月初旬、同様のアンケートを県内外の中学校4校(1159人)を対象に実施したところ、54・2%が「眠れないことがある」と回答。今回のアンケートは2~3カ月に1回、感染状況が変化するタイミングで行うことで心や生活面の変化を確認できるという。

 「コロナの感染予防で友だちと自由におしゃべりできない非日常は続く」と冨永教授。学校再開後も、児童生徒がストレスを抱えている可能性を指摘し、「眠れない子にはリラックスする方法を、コロナが怖くて落ち着かない子には低年齢で重症化のケースは少ないことを教えられる。どんな状況にもきちんと対処法があることを伝えるきっかけにしてほしい」と話す。

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