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 12日始まった兵庫県内公立高校一般入試。学区再編初年度とあって、受験生は志望校の志願状況に一喜一憂した。予想外の定員割れだった高校では歓迎の声が上がったが、倍率が上がった学校では不満も漏れた。

 「学区が広がりライバルが増えるのではと不安だった。結果的に定員割れでラッキー」

 姫路市の姫路西高校を受験した市内の男子生徒は笑顔を見せた。

 同校は第1志願倍率が0・97と異例の定員割れ。しかし「地元の姫路西を受験したかった。自分の選択に学区再編の影響はなかった」と強調した。

 新たに姫路西を受験できるようになった太子町の女子生徒は「学区再編は自分にとって有利だった」と歓迎しつつ、不安な心境も振り返った。「新学区での自分の実力が分からなかった。中学校は何も教えてくれず、塾の情報に頼った」

 一方で、上郡町の女子生徒は「ちゃんと競って志望校に合格する方が自信になると思う」と、定員割れを残念がった。

 神戸市長田区の兵庫高校は、神戸市全域や芦屋市、淡路島から受験可能に。倍率は昨年の1・03倍から1・21倍に上昇した。神戸市北区の女子生徒は「よそから受けに来るライバルが増えた気がする」と戸惑う。

 同市西区から受験した男子生徒は「再編で今まで受けられなかった学校が選べて良かった」と話すが、同市北区の別の女子生徒は「交通の便が限られ、旧学区外の学校は選びにくい」と不満顔だった。

 県教育委員会は「現段階では旧学区間でどの程度の受験生の行き来があったかは分からない」とし、4月以降、公立高校の新1年生を対象にしたアンケートなどを通じ、学区再編初年度の入試を検証する方針。(小尾絵生、川口洋光、金慶順)=神戸新聞NEXTに特集=

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