三木

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 江戸~明治期に兵庫県三木で盛んに生産され、着物を染める際に使われた「染め型紙」の収集や展示などを通して魅力を発信している筒井俊雄さん(87)=三木市大塚=がこのほど、第4回畑崎記念ファッショナブルエージング賞(知的活動分野)を受けた。「三木の染め型紙が社会的に認められた。三木の歴史の新たな1ページ」と喜んでいる。(大島光貴)

 同賞は大手アパレルメーカー「ワールド」(神戸市中央区)の創業者畑崎廣敏さんが設立した畑崎財団が2013年に創設。年齢を重ねても健康で充実した生き方を実現し、地域密着の社会活動をする5人と1団体を選んだ。

 筒井さんは約30年かけて三木の染め型紙を約1500点、コピーも含めると約4千点を収集。自宅で営む「ギャラリー湯の山みち」で年5回ほど展示するほか、代表を務める「三木の染形紙の保存と活用を考える会」が冊子「三木の染形紙」を3冊発行している。

 活動に長く光が当たらなかったというが、みき歴史資料館(同市上の丸町)が昨年12月~今年1月、企画展「三木の染形紙展」を開いたことに「伝統産業だったと市が認めてくれたと感じた」といい「地域の文化財となり、保存できる体制ができれば」と期待を込める。

 現在、細かな模様が特徴の「上方小紋」に焦点を当てた4冊目の冊子を準備中。「生産体制も研究したい。収集も進めば」と意欲は衰えない。

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