三木

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 兵庫県三木市口吉川町の美嚢川治水事業の一環で、県加東土木事務所がこのほど、河川の氾濫を防ぐため伐採した竹木を細かく砕いて「竹チップ」に加工し、地域の新たな資源として再利用する取り組みを始めた。チップは土壌改良などに有効で、希望する周辺の住民や農家に配る予定。県内では珍しい試みといい、その効果が期待される。(井川朋宏)

 美嚢川では2004年、台風23号による豪雨被害が発生。生い茂る竹林が川の流れを妨げ、水位上昇の一因となっていた。中上流の同地域では河川工事が十分進んでいないため、県は緊急措置として、同市口吉川町里脇と同町殿畑・保木周辺の2カ所で、美嚢川沿い計約1・4キロにわたり繁茂する竹木の伐採に着手した。

 集めた竹木は破砕機にかけて数センチ角まで細かく裁断し、約4千立方メートルのチップを見込んでいる。チップは土に敷くと雑草の繁殖を抑える効果があり、休耕田の除草に使えるといい、土壌の保温や保湿効果もあるという。

 伐採作業は5月末をめどに終え、並行してチップ化を順次進め、近隣道路の植樹帯や公園で活用する。近隣住民に無料配布を告知したところ、約10人から要望があったという。

 再利用により、竹の処分にかかるコスト削減にもつながるといい、同事務所河川砂防課の石田靖課長は「治水を進めながら、地元に地域資源を活用してもらうので、一石二鳥にも三鳥にもなる。今後も取り組みを広げていきたい」と話した。

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