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映像作品を基に、フィリピンへの思いを語る今泉光司さん=三木市福井、教育センター
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映像作品を基に、フィリピンへの思いを語る今泉光司さん=三木市福井、教育センター

 フィリピンに関する映像制作などを通じ、国際交流を進めるNPO法人サルボン(東京都)の今泉光司代表(58)が21日、兵庫県の三木市福井の教育センターで、自身のドキュメンタリー作品を基に講演した。三木市国際交流協会主催の国際理解講座で、同国ゆかりの市内在住、在勤者のトークもあり、市民ら約70人が同国の歴史や文化へ思いをはせた。(井川朋宏)

 講座では、同国北部ルソン島で生まれ育ち、太平洋戦争にほんろうされた日本人写真家の生涯を追った映像や、同戦争のマニラ市街戦の犠牲者を追悼する慰霊祭の模様を上映。今泉さんは「思い切って戦争に触れ、腹を割って話すと、(日本を)責める人はいなかった」と振り返る。「悲しい過去を一緒にかみしめ、これからいい関係をつくっていくことが大事」と力を込めた。

 講演後、フィリピンゆかりの人物も紹介。同国生まれで、同市吉川地域の小学校で英語を教える木村ドミニクさん(21)は「日本で英語を教え続け、日本語でもさらに意思疎通できるようにしたい」と語り、4年前に来日した三木小学校3年のオルボダ・ミキチ君(9)は「日本語が分かってきて、スーパーで働くのが面白そうに感じる」と話した。

 同国に留学した葺合高校国際科3年の女子生徒(19)=同市=は「日本人として複雑な思いを抱えるが、フィリピン人の『相手を憎まない』との言葉と、未来を向く姿勢が印象に残った」と語った。

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