三木

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与呂木古墳から出土した初公開の頭蓋骨=みき歴史資料館
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与呂木古墳から出土した初公開の頭蓋骨=みき歴史資料館

 兵庫県三木市上の丸町、みき歴史資料館は、三木地区で出土した遺物など125点を集めた企画展「三木地区の遺跡」を開いている。5世紀前半に埋葬されたと考えられる与呂木古墳(同市与呂木)の人骨は初公開。同市大塚で大量に発見された13~14世紀埋葬の古銭も展示している。2月11日まで(月曜休み)。(大島光貴)

 同地区では約300カ所の遺跡を確認。発掘調査や工事に伴って出土した後期旧石器~戦国時代の遺物を紹介している。

 1970年、住宅地の造成に伴って発見された同古墳の人骨は頭蓋骨や下あごなどを展示。30~40代女性で出産未経験と推定される。石枕を伴って出土したのは県内でも珍しいといい、丁寧に埋葬されていることから、祭りをつかさどる女性だったとみられる。

 古銭「大塚埋蔵銭」は58年と65年ごろの工事に伴って約7800枚が出土。周辺の荘官や上位の武士階級が埋めたと推測され、入れられていたつぼ「瀬戸灰釉瓶子」と須恵器かめも並べる。

 ほかに、古代や中世に三木地区の中心地だった同市久留美で出土した白磁小つぼや、ナメラ商店街(同市本町)の本町滑原遺跡から出た戦国時代の瓦なども展示している。

 午前9時~午後5時。入館無料。28日午後1時半~3時には学芸員金松誠さん(40)が「近年の市内遺跡発掘調査の成果について」と題して講演する。無料。先着80人(申し込み不要)。同資料館TEL0794・82・5060

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