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三木市自主防災組織育成研修会で講演する神戸大の沖村孝名誉教授=同市文化会館
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三木市自主防災組織育成研修会で講演する神戸大の沖村孝名誉教授=同市文化会館

 兵庫県の三木市自主防災組織育成研修会が27日、市文化会館(同市福井)であり、神戸大の沖村孝名誉教授(自然災害科学)が「土砂災害防止の仕組みと対応」などをテーマに講演した。自主防災組織代表者や自治会役員、民生委員・児童委員ら約400人を前に「避難勧告や避難指示などの危険情報を聞いてリスクを認知し、避難行動に移行してほしい」と呼び掛けた。

 講演では、2014年の丹波豪雨や広島土砂災害などを例に「強い雨が短時間に局所的に降るのが、最近の豪雨の特徴」と解説。土砂災害対策では危険箇所の増加に工事が追いつかない現状を踏まえ、警戒区域の設定や危険度予測システムの構築などが進められてきた経緯を紹介した。

 その上で、04年の福井豪雨で避難しなかった世帯の4割が避難勧告を聞いていた例を紹介。「避難行動をする決心は個人の責任」としつつ「近所で助け合って行動すれば、避難中に命を落とすことがない」と提案した。防災リーダーには危険情報を分かりやすく翻訳して伝えるよう求めた。

 研修会では、仲田一彦市長が災害時に電話で区長や民生委員・児童委員に避難の情報を伝える市の現状を「タイムラグがある」と指摘。メールを一斉送信した上で電話で補う形にするよう検討していると表明した。市は災害の種類や状況に応じて開設する避難所の分類を進めており、冨田誠防災監は、18年度初めに各地区の一覧表を全戸配布する方針を説明した。(大島光貴)

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