三木

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「旅亭文市楼」旧館の玄関=三木市本町3
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「旅亭文市楼」旧館の玄関=三木市本町3
折り上げ天井を設けた書院風の大広間=三木市本町3
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折り上げ天井を設けた書院風の大広間=三木市本町3

 兵庫県三木市本町3、料理旅館「旅亭文市楼」の旧館と新館が9日、国登録有形文化財として国の文化審議会から文部科学省に答申され、登録される見込みとなった。大正-昭和初期に意匠を凝らして建てられた伝統的な木造建築。市内では三寿ゞ刃物製作所(同市本町2)以来5年ぶり、建造物として4カ所目の登録となる。

 現当主津田賢一郎さんの曽祖父、兵太郎が1869(明治2)年、現在地の近くで前身の「大靭」を創業。大正期に現在地へ移転した後、祖父の市太郎が屋号を「文市楼」と改めた。

 旧館(374平方メートル)の大広間棟は棟札から1924(大正13)年の建築とされ、昭和初期に客間棟が増築されたとされる。2階の大広間(約50畳)は格子状で中央部を高くした折り上げ天井が設けられ、書院風の格調高い造り。渡り廊下でつながる新館(189平方メートル)は旧館の客間棟と同時期の建築とみられ、5室はそれぞれ天井や床の間が異なる構造となっている。

 津田さんは「手の込んだ細やかな造りができたのは当時ならではのこと。今回の登録が三木の活性化につながれば」と話している。文市楼TEL0794・82・3115

(井川朋宏)

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