三木

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テープカットを行った「別所ゆめ街道飲食物産館」の記念式典=三木市
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テープカットを行った「別所ゆめ街道飲食物産館」の記念式典=三木市
式典出席者が試食した店内で名物の天ころうどんをPRする店員=三木市
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式典出席者が試食した店内で名物の天ころうどんをPRする店員=三木市
土産コーナーで販売する地元産山田錦の甘酒、肥後守、ハーブティーなどの限定商品=三木市
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土産コーナーで販売する地元産山田錦の甘酒、肥後守、ハーブティーなどの限定商品=三木市

 兵庫県の三木鉄道の線路跡地を活用した「別所ゆめ街道」で新たな拠点となる「別所ゆめ街道飲食物産館」(三木市)が完成し、18日、記念式典が開かれた。稲美町などで人気のうどん店を経営する業者による「いなみころ三木別所店」が入店し、21日にオープンする。2008年3月の廃線から10年。総工費約11億円をかけ、線路跡4・8キロ(幅3メートル)の遊歩道と建物の整備をほぼ完了した。(井川朋宏)

 同館は当初、カフェテラスとして計画を進めたが、16年度の市議会で予算案から2度にわたって削除された末、3度目に可決されるなどにより完成が遅れた。提案型の公募に応じた3社の中から、稲美町と神戸市西区で飲食店3店を営む「いなみ」を選定した。

 木造平屋の床面積281平方メートルで、客席は68席。屋根はおわん、柱ははしをイメージした。隣接するハーブ工房「みきヴェルデ」産レモングラスを使用したトムヤムクン風うどんなど同店限定のメニューを販売。地元産米や市内産マッシュルームも使用する。物販コーナーでは、永尾かね駒製作所(三木市)と共同制作した折り畳み式ナイフ「肥後守」や、別所地域産山田錦を使用した吟醸の甘酒、同工房のハーブを使用した「万年茶」などを扱う。

 式典で仲田一彦市長は「人、物、情報を運んだ鉄道に代わる地域の核として、未来へつなぐ役割を果たさなければならない」とあいさつ。関係者はテープカットの後、名物の「天ころうどん」を試食した。

 地元市民らでつくる「別所ゆめ街道によるまちづくりを考える会」会長の神田敏一さん(69)=同市=は「今後も地元と行政が協力し、将来を背負う若者らが多く集まって交流できるようになれば」と話していた。

 午前11時~午後3時、同5~9時。月曜休み(23、30日は営業)。同店TEL0794・86・7173

◇   ◇

【別所ゆめ街道整備の歩み】

2008年1月 有識者や市民らの三木鉄道跡地等利用検討協議会発足

    3月 三木鉄道が廃線

   10月 同協議会が「三木鉄道跡地等利用基本計画」を策定

 10年6月 旧三木駅跡に三木鉄道記念公園がオープン

 12年8月 「別所ゆめ街道によるまちづくりを考える会」発足

 13年7月 同会が「別所ゆめ街道基本構想」を決定

 16年3月 市議会でカフェテラス整備費の予算案を削除

    6月 市議会で再び同整備費の予算案を削除

    9月 旧石野駅、別所駅の休憩施設が完成

   12月 市議会で3度目の提案となる整備費予算案可決

 17年3月 飲食物産館の営業事業者を「いなみ」に決定

    7月 花尻川、八幡谷川の鉄橋整備完了

   10月 遊歩道の整備が完了

   12月 カフェテラスの名称を別所ゆめ街道飲食物産館と決定

 18年3月 飲食物産館が完成

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