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番組で朗読した絵本を前にする金井由美子さん(左)と「エフエムみっきぃ」の吉川いずみさん=三木市上の丸町、同局
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番組で朗読した絵本を前にする金井由美子さん(左)と「エフエムみっきぃ」の吉川いずみさん=三木市上の丸町、同局

 兵庫県三木市のコミュニティーラジオ局「エフエムみっきぃ」の人気番組「金井由美子の草むらだより」がこのほど、第20回JCBA近畿コミュニティ放送賞の優秀賞に輝いた。元小学校教諭で農業を営む金井由美子さん(71)=同市=が、近所の人の話や動植物からの視点で書いた物語を朗読する番組。素朴な口調で前向きな人生観を語る内容が話題を呼んでいる。(井川朋宏)

 同市口吉川町大島出身の金井さんは、三木高校、武庫川女子短期大を経て教職に就き、20代前半に教員同士で結婚。実家に住んで共働きで3児を育てた。定年退職後は夫の実家に移り、本格的に農業を始めた。4年ほど前から月1回の生放送番組内で自作の物語を朗読していたが、昨年4月からは単独で番組を持つことに。畑で草引きをしながら物語を思いつくケースが多いことから番組名を付けた。

 同放送賞は日本コミュニティ放送協会(JCBA)近畿地区協議会に属する28局の前年の番組が対象。金井さんは収穫で選別された黒豆を擬人化した物語「ごみなんだって」を、7部門のうち「情報・教養番組部門」に出品した。商品化されず田んぼにまかれた黒豆が、ハトやネズミのえさとなって喜ばれ、自らの価値を見いだす-という内容。各局や有識者の採点により、応募21点の中で最優秀賞に次ぐ高評価を受けた。

 番組化を提案した同局の吉川いずみさん(60)は「地元のおっちゃん、おばちゃんから植物、虫までが主役になれるのは地元の放送局ならでは」と強調。金井さんは「近所の同世代からは『長生きし過ぎた』という悲観的な声も聴くが、お年寄りも引け目を感じず、元気に堂々と生きてほしいとの思いを込めている」と話している。

 毎週木曜午後0時半、日曜午前9時から各14分間。隔週1本ペースで収録する新作のほかは再放送。

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