三木

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日展の工芸美術部に初入選を果たした皮革工芸家石田満美さん=三木市末広1
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日展の工芸美術部に初入選を果たした皮革工芸家石田満美さん=三木市末広1
入選作「夜明け讃歌」(石田満美さん提供)
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入選作「夜明け讃歌」(石田満美さん提供)

 兵庫県三木市、皮革工芸家石田満美さん(69)が、日展の工芸美術部に初出品し、入選を果たした。慈眼寺(同市久留美)付近の小高い山で毎年見る初日の出を題材にした皮革作品「夜明け讃歌」。半世紀にわたる創作活動を経て「異なる会派でも、作品を認めてもらえてありがたい」と喜んでいる。(井川朋宏)

 三木高校時代、皮革や布の素材にろうで描いた他の部分を染色する「ろうけつ染め」を習い始めた。神戸の経理専門学校を経て、再び芸術の道を志す。1975年から自宅で教室を始め、95年に神戸のギャラリーで初めて皮革工芸の個展を開いた。

 美術団体「光風会」(東京)に所属しているため、会派が異なる日展への出品はこれまでできなかったが、光風会が方針を変えたことで初挑戦。「今頃になって出すのは恥ずかしかったが、実力を試してみたかった」という。個人として出品し、昨年10月の「改組新第5回日展」で初入選が決まった。

 入選作は縦155センチ、横97センチ。発泡スチロールなどで凹凸のある下地を作り、染色した牛革と豚の皮を伸ばして上から貼り付けた。金銀に染まる円を縦に分断し、暗闇から日が昇る動きを表現。赤で描く曲線の色合いも下部から徐々に明るくした。

 石田さんは「これまで続けてきた基本の表現方法で挑戦したが、評価されて良かった」と話している。

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