三木

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丹波市山南町小川地区の事例を発表した同市職員の藤井祐輔さん
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丹波市山南町小川地区の事例を発表した同市職員の藤井祐輔さん

 兵庫県三木市志染町御坂の県広域防災センターで県の「ひょうご防災リーダー講座」があり、兵庫県立大大学院減災復興政策研究科長の室崎益輝教授が講演し、受講者4人が地域の防災訓練について発表した。昨年9月からの全12回を終え、受講生215人中、過去最多の180人が証書を受け取った。(井川朋宏)

 受講生4人は、各地域の特色ある訓練や取り組みを発表した。

 宝塚市の中山五月台中学校区で行われた大規模な避難訓練では、小中高校の校舎などを使って避難所を設営。段ボールベッドの組み立てや炊き出しのほか、貯水槽から水をくむ体験をした。

 三田市立ゆりのき台小学校で児童を含む約1200人が参加した防災訓練では、消火器の使用体験や、煙の中からの避難、身体障害者の避難誘導に取り組んだ。世代を超えて連携を深めているという。

 加古川左岸の丹波市山南町小川地区である防災訓練では、住民の約半数の千人が参加。戸別の防災行政無線で災害を知らされた住民は避難所へ向かい、自主防災組織役員は安否確認をする内容だった。このほか、日中地域に残される高齢者や女性も対象に土のうづくりの講習も開かれていた。

 福祉と防災を結びつける県のモデル事業で、旧耐震基準の家屋が多い播磨町石ケ池地区の事例も取り上げられた。地域とケアマネジャー、相談支援専門員とが連携し、要支援者の避難方法を決める「個別支援計画」を作成。その過程で視覚、聴覚などの障害を疑似体験する研修や、障害者を交えて備えや避難経路を確認する講座があり、検証のための避難訓練も実践していた。

 各事例を評価した県の早金孝防災監は修了生に向け「防災の知識、技術を身につけた一人一人が地域、職場で存分に力を発揮してほしい」とエールを送った。

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