三木

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当時の写真を基に水害の記憶をたどる筒井俊雄さん=ギャラリー湯の山みち
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当時の写真を基に水害の記憶をたどる筒井俊雄さん=ギャラリー湯の山みち
水害の状況や犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑=三木市上の丸町
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水害の状況や犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑=三木市上の丸町

 1932年7月2日の三木町水害については、上の丸公園付近(兵庫県三木市上の丸町)に慰霊碑が建ち、当時の記憶を刻む市民もいる。戦前の災害の歴史は、今も受け継がれている。

 慰霊碑によると「連日の豪雨 さらに猛威を振るい 浸水家屋ほとんど全町にわたり」などと、丸1年後の日付で当時の状況が記される。犠牲者33人の名前と年齢も刻まれ、幼児や子どもも多いことが分かる。

 三木市大塚2のギャラリー湯の山みち館長筒井俊雄さん(90)は当時の状況を知る貴重な一人。今春、同市本町3の旧小河家別邸であった座談会でも記憶を語った。12人きょうだいの11番目で当時3歳。家で兄や姉が水害について話すのを聞いた後、姿を見失い屋外へ。水流で削られた道路にたどり着くと、崖下に土砂が流れ込んだ田んぼが見えた。「怖くなって足がすくみ座り込んでいた」。気付くと知らない大人に助け出され、叱られたという。

 筒井さんは「近年の豪雨を見聞きすると、当時とはまた違う状況で、経験のない水害が来ることを案じている」と話した。(井川朋宏)

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