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中型バス導入に伴い、ロータリーが改修される神戸電鉄樫山駅=小野市樫山町
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中型バス導入に伴い、ロータリーが改修される神戸電鉄樫山駅=小野市樫山町

 神戸電鉄粟生線の利用客が減少する中、樫山駅(兵庫県小野市樫山町)と小野工業団地(同市匠台)を結ぶ小野市のコミュニティーバス「らんらんバス」の匠台ルートが2017年9月の開設以降、乗客数を伸ばし、粟生線の利用者も押し上げている。樫山駅の乗客が増えたことで、バスは小型では対応できなくなり、市は新たに中型バス1台を購入。800万円かけて駅前ロータリーの改修も手掛ける。

 同線活性化協議会によると、粟生線利用者はピーク時の1992年度に1846万人だったが、18年度には初めて800万人を割り込んだ。樫山駅については、乗客はルート開設前の16年度と比べると18年度は20%増の約16万人に伸びた。

 らんらんバスは市内全域を走り、神姫バスが事業者となって市が補助金を出して運行する。匠台ルートは、交通弱者を念頭に置いた福祉施策を転換。樫山駅を起点に粟生線の利用客を増やす一方で、35社約6100人が働く小野工業団地と小野流通等業務団地へ通勤しやすくすることで、人手不足の解消も狙った。

 同ルートは樫山駅を発着し、停留所は10カ所。月-土曜に12便を運行し、月平均利用者は初年度の2110人から18年度には3438人に増加。19年度はさらに約4400人に膨らみ年間利用者も5万人を見込む。車を持たない外国人技能実習生の利用が目立つ。

 利用者増を受け、市は36人乗り小型バスの更新時期に合わせて58人乗り中型バス(約2500万円)を購入する。車体全長が7メートルから2メートル伸びるため、ロータリーの改修が必要で市は800万円かけて工事をする。運行開始は20年1月の予定。

 市総合政策部の交通政策リーダー藤原洋一さん(48)は「輸送力を増強することで、神鉄の乗客増や各企業での働きやすさの向上に、さらなる貢献をしていきたい」と話している。(笠原次郎)

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