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運営、支援団体と行政が連携した地域食堂の取り組みを紹介した川口寿弘氏=三木市福井、教育センター
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運営、支援団体と行政が連携した地域食堂の取り組みを紹介した川口寿弘氏=三木市福井、教育センター

 地域の子どもや住民が食を通じて交流する「地域食堂」に関する講演会が2日、兵庫県三木市福井の教育センターで開かれた。官民一体の食堂を営む鳥取市の事例が紹介され、市職員や市議ら約30人が聞き入った。

 昨夏に三木市民らで発足した「地域食堂を考える会」が主催。会員らが以前鳥取市を視察に訪れた縁で、同市中央人権福祉センター所長の川口寿弘氏と同主事の小出真一氏、「きりんこども食堂」(鳥取市)代表の桑田達也氏を招いた。

 川口氏は2015年に始めた鳥取市のモデルについて「食の提供のほか安心できる居場所であり、子どもや親、住民ら多様な人の関わりがあり、子どもの宿題など学習支援を要件とする」と説明。市が各団体の立ち上げや運営を支援し、現在市内17の食堂を月1回以上展開し、校区数に比べた実施数は全国上位という。

 各企業や団体が、卵や野菜、飲料などを提供するほか、食材の配達も担う充実した支援体制を紹介。食堂に集まった母親は、子育ての悩みを打ち明けるなど助け合いの場にもなっている。川口氏は「いろんな人が得意分野で役割を持ち、利用者の孤立感解消につながる」と強調した。

 一方、桑田氏は公民館を拠点に3年前から食堂を始め、ゼロからのスタートで約70人まで参加者を増やした軌跡をたどった。「誰でもおなかを満たし、笑顔を取り戻せる居場所に」と志を語った。(井川朋宏)

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