三木

  • 印刷
高齢者役の教諭(右端)に声掛けを実践する生徒=三木東高校
拡大
高齢者役の教諭(右端)に声掛けを実践する生徒=三木東高校

 兵庫県三木市別所町小林の三木東高校で、認知症への理解を深める「認知症サポーター養成講座」が開かれた。1~3年生の希望者26人が参加し、認知症の症状や患者との接し方を学んだ。(大橋凜太郎)

 福祉の専門科目がある同高が市に依頼して開催。市介護保険課の職員と、認知症の妻を介護する堤憲昭さん(76)=三木市=が講師を務めた。

 職員は記憶をボールに、入り口が狭く容量の少ない袋を脳に例えて記憶障害の症状を解説。ボールが入りにくく取り出しづらい状況を示しながら「記憶を入れたい気持ちはあるのに、入らないので同じことを何度も聞いてしまう」と説明した。患者には、後ろから声を掛けず、目線を合わせて優しい口調で接するよう呼び掛けた。

 続いて堤さんが、介護の経験を通して学んだことを紹介。患者は恥をかいたりプライドを傷つけられたりすることを恐れ、叱責や説教は認知症の進行を早めかねないと伝えた。体験談も交え、「言葉や記憶を失っても感性は研ぎ澄まされる。不用意なことを言ってはいけない」と力を込めた。

 祖父母と一緒に暮らしているという女子生徒(3年)は「今後祖父母が認知症になるかもしれない。そのときは、今日聞いた話を参考に行動したい」と話していた。

三木の最新
もっと見る

天気(7月18日)

  • 29℃
  • 25℃
  • 70%

  • 29℃
  • 23℃
  • 70%

  • 32℃
  • 23℃
  • 70%

  • 31℃
  • 25℃
  • 70%

お知らせ