三木

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神戸国際大付-社で、力投でチームを引っ張ってきた社の先発藤本竜輝投手(撮影・秋山亮太)
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神戸国際大付-社で、力投でチームを引っ張ってきた社の先発藤本竜輝投手(撮影・秋山亮太)
1回表、浜田幹太選手の先制適時打に沸くスタンドの小野高生ら=明石トーカロ球場
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1回表、浜田幹太選手の先制適時打に沸くスタンドの小野高生ら=明石トーカロ球場
力投する多鹿凌平投手=明石トーカロ球場
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力投する多鹿凌平投手=明石トーカロ球場

 第101回全国高校野球選手権兵庫大会でそろってベスト8に進出した北播勢の小野と社は25日、明石トーカロ球場で行われた準々決勝で、共に私学の強豪校に敗れた。小野は昨年に続きベスト4進出を狙ったが、強力打線の育英に2-6で屈した。社は1-3で神戸国際大付に惜敗した。

■宣誓するも相手投手を攻略できず 小野ベスト4進出ならず

 小野は一回表2死満塁で、6番浜田幹太選手(小野中出身)が左前適時打を放つと、一塁側スタンドの小野高生や保護者らがどっと沸いた。浜田選手の父(51)=兵庫県小野市=は「息子は毎晩、バットを振って頑張っていた。祈るような気持ちだったが、先制してほっとした」と振り返った。

 ここまで全4試合を完投し、勝利の原動力となってきた多鹿凌平投手(小野中出身)は育英の打線に責め立てられ、6失点して三回で一時降板。続いてアンダースローの右腕田中翔也投手(小野南中出身)が継投し、二回をゼロ点に抑えた。五回は四死球で2死満塁のピンチを迎えたが、下からホップする高めのボールで空振り三振に仕留めて切り抜けた。田中投手の父(50)=同市=は「最後はよく踏ん張ってくれた」と胸をなで下ろした。

 身長162センチと小柄な多鹿投手は六回から再び登板。八回までを無失点で切り抜けたが、仲間の打線は育英の2人目の投手に1安打と攻略できず、2点目は遠かった。スタンド最前列で応援していた多鹿投手のクラスメートで同校3年女子生徒(17)=小野市=は「口数は多くないけど、たまにしゃべるとおもしろい。小さな体でよくここまで頑張った」とねぎらった。

 野球部父母会長の田中裕次郎さんは「みんなで守り抜いてよくここまで勝ち上がってきた。全員を褒めてあげたい」と話した。

■社は惜しくも敗退 スタンドからはねぎらいの声

 悲願の夏の優勝を目指した社高校だったが、夢は果たせなかった。試合終了後、涙を流すナインはスタンドに向かってあいさつ。約500人の同高OBや関係者は「よく頑張った」とねぎらい拍手を送った。

 同高野球部OB会長の竹中和彦さん(56)=同県加東市=は、エースで3年の藤本竜輝投手が在籍した兵庫教育大付属中野球部で2年前まで外部指導者を務めた。藤本投手のプレーを見て「今まで見てきた中学生の中で、身体能力の高さなど素質はずぬけていた」と振り返る。この日先発した藤本投手は六回に降板。「彼を中心とした守り勝つチームで優勝も夢ではなかった。きょうの悔しさを胸に、成長し引き続き野球に向き合ってほしい」とエールを送った。(笠原次郎、中西大二)

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