三木

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ススキ草原周辺でかれんな花を咲かせるカワラナデシコ=三木山森林公園
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ススキ草原周辺でかれんな花を咲かせるカワラナデシコ=三木山森林公園

 昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園(兵庫県三木市)。外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。四季折々の原風景にいぶく命をファインダー越しに紹介する。

■薄紫色のかれんな姿 カワラナデシコ

 薄紫色の花弁の先が糸のように繊細に分かれ、かれんな姿が目を引くカワラナデシコ。別名「大和撫子」とも言い、日本女性の美を象徴する言葉となった。

 近くの山に咲いていたことから、三木山森林公園にススキやチガヤ中心の草原を復元させる際に、約40種の草花から採取した種子の一つ。オミナエシ、ススキ、キキョウ、フジバカマ、クズ、ハギと同じ秋の七草で、夏真っ盛りの7月ごろに咲き始める。

 「大和撫子と言うと清楚な印象ですが、とにかく元気に咲きますね」と話すのは、樹木医の梅木伸一郎さん(66)。見渡せば、草原や池の周辺で咲き誇る。強く美しいこの花を含む七草は、失われた里山復活の象徴ともなっている。(大橋凜太郎)

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