三木

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大橋凜太郎
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大橋凜太郎

 祭りどころに生まれた宿命か、物心付いた頃の遊びといえば「祭りごっこ」。竹の担ぎ棒にビールケースを取り付けて巡行し、廃神社に宮入り。閑静な住宅街に、差し上げの掛け声や祇園囃子を響かせた。

 自分たちだけかと思いきや、そうでもないらしい。大宮八幡宮に近い三樹幼稚園では毎年、座布団や毛糸を使った手作りの屋台で練り歩くそうだ。名物の石段登りまで再現するというのだから気合の入れ方が違う。

 「子どもの頃に見たあの反り屋根が一番」「ずっと見てきた伊勢エビに思い入れがある」。屋台自慢の取材を通して感じたのは、幼い頃から養われた祭り愛だった。屋台に乗って声をからした子どもが担ぎ手になり、ゆくゆくは調整役として若手の安全に目を配る。

 今年もまた、真っさらの法被に袖を通した幼子が街に繰り出す。こうして伝統は受け継がれる。(大橋凜太郎)

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