三木

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高齢者役の教諭(左)に優しく声を掛ける児童=三樹小学校
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高齢者役の教諭(左)に優しく声を掛ける児童=三樹小学校

 兵庫県三木市末広1の三樹小学校で、認知症への理解を深める「認知症サポーター養成講座」が開かれた。4年生45人が受講し、認知症患者との向き合い方を学んだ。

 4年生は年間を通して福祉について学んでおり、豊かな人間関係を築くきっかけにしてもらおうと授業の一環で実施した。市内の小学校では、平田小に続いて2校目。12月9日には東吉川小でも予定している。

 三樹小では、同市の社会福祉士黒川晶子さんが講師を務め、まず認知症の症状を解説した。「『記憶のつぼ』が小さくなって記憶を入れたり取り出しにくくなったりしている」と説明し、「できなくなることは増えるけど、心はそのまま」と伝えた。

 寸劇では、道に迷ったりボタンを掛け違えたりしている高齢者役の教諭に対し、声を掛ける練習をした。子どもたちは声掛けをする中で「大丈夫ですか」という問いかけや単純に間違いだけを指摘することが適切ではないことに気づいた様子。掛け違いを教える際は「僕がやってもいいですか」と語りかけ、一緒にボタンを直していた。

 黒川さんは寸劇を踏まえ、「驚かせない、急がせない、心を傷つけない」という心構えを伝授。「認知症も風邪をひいた時と同じように、早めに病院に行くことが大切」と話し、講座で聞いた内容を家族と話し合うことを宿題とした。

 男児は「記憶のつぼが小さくなっている話が分かりやすかった。出掛けた時に困っている人がいたら、優しく話を聞いてあげたい」とにこやかに語った。(大橋凜太郎)

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