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2015年9月 新緑の万願寺鉄橋 作・吉田士郎
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2015年9月 新緑の万願寺鉄橋 作・吉田士郎

 原子力発電所の元技術者で、64歳から独学で木版画を制作する吉田士郎さん(77)=兵庫県小野市=の作品を紹介します。

 兵庫県小野市の万願寺川に架かる鉄橋の周囲は、広々としていて開放感に浸ることができる場所。電車を待っていると、北から薄緑色の車両がゆっくりと入ってきた。近くの踏切に横断待ちの車列ができていて、のどかな風景に癒やされた。

 この版画のポイントは、大空を染める青色と、河川敷を埋める茶色のコントラスト。河川敷に漂う秋の風情と茂みの質感や微妙な色合いを出すため、版画を15回も刷って色を重ねた。

 奥に連なる山並みは薄い水色にしてかすみを表現。川面から突き出た岩は一つずつ丁寧に彫った。細部に神が宿るからね。鉄路の景色はどれも好きだけど、苦労すればするほど作品に愛着が湧くよ。(聞き手・笠原次郎)

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