三木

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竹灯籠に明かりをともす参加者=三木市志染町広野
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竹灯籠に明かりをともす参加者=三木市志染町広野
参加者は献花台でも祈りをささげた=三木市志染町広野
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参加者は献花台でも祈りをささげた=三木市志染町広野

 「友へ」「手をつないで前へ」「安らかに」…。鎮魂と復興を願うメッセージが書き込まれた竹灯籠約700本が15日、市民団体「神戸・心絆」の事務所(兵庫県三木市志染町広野)に並べられた。宮城県名取市閖上地区で行われる予定だった東日本大震災の追悼行事が中止となり、同団体が三木から祈りをささげた。

 阪神・淡路大震災と東日本大震災の追悼行事で竹灯籠を準備する同団体は、今年も竹の切り出しや、ろうそく作りに精を出していた。新型コロナウイルス感染症の影響で中止が決まったのは3月上旬。迷わず「三木でやろう」と決めた。

 この日は、メンバーらが神戸市中央区の東遊園地で「1・17希望の灯り」の火を分灯。三木に戻り、ろうそくを使って竹灯籠に明かりをともした。火は強風を受けて何度も消えたが、参加者は「我慢比べやね」と何度も点火。風上に乗用車を並べて防いだ。

 発生時刻の午後2時46分になると、竹灯籠でつくった「3・11 いのり」の文字周辺に約20人が整列。1分間の黙とうをささげ、献花台に花を手向けた。

 11日に閖上地区を訪れたひょうごボランタリープラザの高橋守雄所長(71)は「11日と同じような風が吹き、閖上にいるような感覚だった。遠く離れていても、東北の被災者と心を一つにできたと思う」と話した。

 神戸・心絆の杉山正秀事務局長(59)の呼び掛けで参加した大阪府豊中市の作業療法士の女性(32)は「東北の被災者とのつながりを大切にし、次の世代に記憶をつないでいきたい」と力を込めた。(大橋凜太郎)

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