三木

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作・吉田士郎
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作・吉田士郎

 原子力発電所の元技術者で、64歳から独学で木版画を制作する吉田士郎さん(78)=兵庫県小野市=の作品を紹介します。

 初夏の夕方、田舎の素朴な駅舎に黄金色の光が差していた。加西市王子町の播磨下里駅。訪れる人はなく、長い影が建物の後ろに伸びていた。和風駅舎のひなびた感じを表現できたと思う。

 駅の中には雑誌が置いてあって、待ち時間に読めるよう、心配りが行き届いている。大阪の鉄道好きの住職がボランティア駅長を務めていて、悩みも聞いてもらえるらしい。

 この作品で2014年、加西市美術公募展の版画部門で市長賞を取ることができた。版画を始めて9年間で、初めてもらった最優秀賞だった。最高にうれしかったし、自信もついた。欲を出さず、素直に作った絵柄だったのが良かったのかもしれない。(聞き手・笠原次郎)

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