三木

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片寄知子さん
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片寄知子さん
濱名慶さん
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濱名慶さん

 兵庫県三木市教育委員会は2019年に全国や全県規模の大会などで上位入賞を果たした市内在住の5人に市文化芸術奨励賞を贈った。書道の分野で活躍する2人を紹介する。(篠原拓真)

■片寄知子さん(66) 毎日現代書関西代表作家展「えと書道展」で毎日新聞社賞

 人の心に刻まれる作品を-。中学校の美術教員だった片寄知子さん(66)は、退職後に「市田山知」の名で書道を始めた。基本を重視しつつも、形にこだわらない自由な作風。「経験が浅いので王道では勝負できない」と笑う。

 霧吹きで青色に染めた紙に象形文字で「子」と書き、タマネギの皮で染めた紙に貼り付ける。オレンジや黄色の絵の具に水を吹き付けて垂らし、背景に紅葉を表現した紙に筆を下ろす。

 「アートとカリグラフィーの融合」と表す製作方法は長年培ってきた美術の技が生きている。「まだ誰もしていないことを書道に取り入れたいんです」と目を輝かせる。

 日常生活で思いついたことや動画投稿サイトで見つけた技法を実践していく。「もっと書で遊びたい。人を引きつける作品は自分が楽しまないと生まれないから」

■濱名慶さん(23) 県障害者芸術・文化祭美術工芸作品公募展 書道の部で県知事賞

 「これからも楽しく作品を書き続けたい」。賞状とトロフィーを持ち、濱名慶さん(23)は抱負を語る。

 第14回兵庫県障害者芸術・文化祭美術工芸作品公募展の書道の部で県知事賞を受賞した。作品「きゃっち」ではダイナミックに「夢」と筆を入れた。「筆先が割れた状態で書いたのが良い具合にかすれ、特徴のある作品になった」と母浩子さん(54)は説明する。

 小学4年の時に書道を始めた。障害の有無を問わず書を楽しむ教室「きらきら書道」で筆を持ち続けてきた。楷書以外に古代文字でも書をしたため、「難しいけれど、書くことは楽しいんです」と笑う。

 新型コロナウイルスの影響で教室が休止し、自宅で再開を待ち望む日々が続く。

 「再開したらいろんな漢字を覚えたい。まずは一番好きな文字『夢』を書きます」とほほ笑んだ。

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