三木

  • 印刷
波のしぶきに由来するタツナミソウ=三木山森林公園
拡大
波のしぶきに由来するタツナミソウ=三木山森林公園

 昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園(兵庫県三木市)。外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。四季折々の原風景にいぶく命をファインダー越しに紹介する。

■涼醸す波のような形

 三木山森林公園(三木市福井)の山道に波しぶき-。花の形が波のように見えることから、その名が付いたという「タツナミソウ」が、初夏の園内を涼しげに彩る。

 もみじ谷一帯で、毎年5~6月に花を咲かせる。2018年度に、紅葉を促すために高齢木を伐採すると、日当たりがよくなったために周辺のタツナミソウも競い合うように咲いた。

 同公園樹木医の梅木伸一郎さん(67)は「命名した人の意図は分かりませんが、背景に富士山が見える浮世絵のようですよね」と話す。

 大波に富士山といえば、葛飾北斎の「富嶽(ふがく)三十六景」。背丈の短い花に目線を合わせると、緑の大海原に紫のしぶきがかかっていた。(大橋凜太郎)

三木の最新
もっと見る

天気(8月13日)

  • 34℃
  • ---℃
  • 30%

  • 34℃
  • ---℃
  • 30%

  • 35℃
  • ---℃
  • 30%

  • 35℃
  • ---℃
  • 40%

お知らせ