三木

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花の形はまるで卍=三木山森林公園
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花の形はまるで卍=三木山森林公園

 昭和30年代の里山環境を復元しようと職員らが立ち上がった三木山森林公園(兵庫県三木市)。外来種を駆除し、芝生広場をかつての草原に戻す取り組みなどが奏功し、カヤネズミやニホンアカガエルといった多様な生物が定着した。四季折々の原風景にいぶく命をファインダー越しに紹介する。

■歌人の恋の伝説に由来

 鎌倉時代の歌人藤原定家の名を冠したつる植物、テイカカズラ。右旋回の形が目を引く白い花は、三木山森林公園(三木市福井)の香りの広場で観察できる。

 毎年5~6月に見頃を迎える。パイプにつるをはわせて作ったアーチには、蜜を求めて蜂が群がる。「花の形は卍(まんじ)や波形にも見えますね」と同公園樹木医の梅木伸一郎さん(67)。秋には「人」の字のような実を付け、羽根の付いた種を飛ばすという。

 定家が忘れられない恋への執着から、かずらとなって墓に絡みついたという伝説に由来する。香りはよいが、白く美しい見た目に反し、毒を含む液を出すとか。定家の恋に思いをはせた。(大橋凜太郎)

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