三木

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市が独自に発行するゲートキーパー研修会修了証明書。より意識を高めるために作られ、研修修了者に配布される=三木市役所
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市が独自に発行するゲートキーパー研修会修了証明書。より意識を高めるために作られ、研修修了者に配布される=三木市役所
2019年8月に開かれたゲートキーパー研修会=三木市福井、市立教育センター(三木市提供)
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2019年8月に開かれたゲートキーパー研修会=三木市福井、市立教育センター(三木市提供)

 悩みを抱えた人のサインに気付き、自殺を防ぐことにつなげる「ゲートキーパー」。その役割から「命の門番」と呼ばれ、全国的に普及が図られている。兵庫県三木市議会6月定例会では、新型コロナウイルス支援に関連して、その数や役割などが問われたが、あまりなじみがないという人も多いはず。具体的に何をするのか。どうすればなれるのだろうか。(篠原拓真)

 身体的、精神的、介護、生活困窮…。人の悩みはさまざまだ。厚生労働省はゲートキーパーの役割を、異変を感じ取る「気づき」▽「声掛け」▽相手の気持ちを尊重し、耳を傾ける「傾聴」▽専門家への相談や必要な支援先とつなげる「つなぎ」▽寄り添いながら、必要になれば相談にのる「見守り」-と紹介。特別な資格はなく「誰もがなれる」としている。

 三木市も人材養成に取り組んできた。市障害福祉課は、介護職員や病院関係者などを中心に普及を広め、「300~400人が研修を受けた」と説明。3年前からは地域に根ざして活動する民生委員を中心に研修会を開き、実際に「近所で悩んでいる人がいる」と同課につながるケースもあった。

 研修会では、初級編として声掛けや気付きのポイントなどを学ぶことから始める。3年計画で民生委員全員に初級編を修了してもらい、「より踏み込んだ内容の中級編を受けてもらうことも考えたい」とする。

 また、本年度からは一般市民向けに公民館での研修講座も計画する。21年2月には青山公民館で初めて開催する予定だ。

 市内の自殺者数は2016年が19人、昨年は12人で減少傾向にある。だが、経済状況によって増える年もあれば、今年は新型コロナが全国を襲った。多くの自殺を避けるためにも地域の中でゲートキーパーの存在が必要となる。同課の井上典子課長は「少しずつだが学ぶ機会を設け、一人でも多く支える人を増やしたい」と力を込めた。研修の参加希望者は要相談。同課TEL0794・82・2000

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